サンフランシスコ プラスチック袋を禁止

エコ、グリーン、環境の意識が全米でも最も高いカリフォルニア州サンフランシスコでは、全米の大都市に先駆け、スーパーなどの買い物袋からプラスチック製を禁止する条例を決めた。6ヵ月後には施行される予定だ。サンフランシスコ市の環境局の統計によると、サンフランシスコ市だけで年間1億8100万のプラスチック袋が使用されているということだ。この条例で45万ガロンの石油の消費を節約する。しかし、この条例ではリサイクル可能なプラスチック袋は対象外となっている。過去、このリサイクル可能なプラスチック袋はあまり使われこなかったので、今後はこの種のプラスチック袋あるいは日本でも最近使われているエコバックのようなトートバックが使用されるのかもしれない。そういえば、アメリカでカンファレンスなどに行くと資料を詰める袋として手渡されるのはリサイクル可能なトートバックである。最初はダサいな、と思ったが、このご時世、持っているといい気分である。

Reference: "San Francisco to ban plastic grocery bags", March 29 2007, Reuters, Cable News Network.