金融と環境の融合

スイス系グローバル金融機関のUBSがグリーンハウスIndexを今月23日から設定する。これはシカゴのClimate Exchangeなどのすでに温暖化ガス排出権を取引している市場で取引されている気象関連の先物商品の指数である。現時点では欧米が中心で、気候変動もアメリカの主要15都市の温度差をベースに、気候変動で低温や高温となるリスクを回避するための商品である。温暖化ガス排出権取引ではヨーロッパの取引単位であるEUAと国連が主導するCDMで取引されるCERで構成されている。
金融と環境が融合する大きな波が感じられる。

"UBS Launches 'Greenhouse' Index", January 15 2008, Environmental Finance Online